辛口の日本酒

2020年4月15日

よく日本酒を頼む際、「辛口をください。」って言う人はいますね。

でも、「甘口をください。」という人はあまり見た事がないですね。

なぜでしょうか。

辛口というと通に見えるからでしょうか?

実際飲んでみると、甘口は確かに甘いような気がしますが、辛口はというと、
辛くない気がします。

ただ、スッキリした感じ。
後味がスキッと切れる感じがしますね。

こういうのは料理に合わせやすいんだろうな、と思います。

調べたところ、どうやら米を麹菌で糖に変えますが、そして糖を酵母が食べてアルコールにします。

この糖がどの位残っているかが、重要だそうです。

それにあと、酸の量も絡んでくるそうです。

酸が多いと芳醇になり、少ないと淡麗になります。

この糖と酸のバランスが重要になります。

糖度がマイナスに大きく、酸度が少ないものを淡麗甘口。
糖度がマイナスに大きく、酸度が大きいものを濃醇甘口。
糖度がプラスに大きくて、酸度が少ないものを淡麗辛口。
糖度がプラスに大きくて、酸度が大きいものを濃醇辛口。

というそうです。

別に辛いわけじゃなかったんですね。